京都の送り火

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タイトル通り、京都の送り火についてですが

当初
岩手県の陸前高田において被災した遺族の方々から、復興の願いや故人を弔う文を書いた松を全て精霊の送り火として燃やす予定でした。

しかし
一部市民から放射線を気にする意見があった様で一部取り止めとなり、取り止めとなった分は陸前高田の地元で初盆の迎え火としたそうです。

が!
今日になって京都から、陸前高田から別の松を500本取り寄せて送り火として燃やすという発表がありました。

ありがたい話ではあるけれど

正直なところ

「なんだそれ?」
て感じではないだろうか。

それでは
既に燃やしてしまった松は?
その松に想いを託した遺族や被災者の方々の気持ちは?

なんだか憤りを隠せません。

本来、京都の送り火は「鎮魂」という意味合いのある儀式。

バラバラに燃やされる松。
その松に想いを託した皆さん。
本来ならば、全て等しく扱われるべきではなかっただろうか。

この度の震災により亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、ご遺族の方々に一日も早い安穏が訪れます様に。

Posted in 日記 by admin at 8月 10th, 2011.

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